―プロローグ―

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あの頃の私は、本当にお子様で何にもわかっていなかったね。 まだその時から半年しか立っていないけど、素直にそう思うよ。 あなたの言葉に一喜一憂して、メールがきただけでもドキドキしてた。 熱しにくく冷めやすい私がした恋だからこそ、あなたに振り向いて欲しかった。 ねぇ、 あなたはあの時何を思っていたの? 私は恋愛初心者だからあなたの気持ちや言葉が信じられなかった……。 ――嘘としか捉えられなかったの…… 出来ることなら、あの時からやり直したい……。  
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