1章 月明かりの空の下

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空は暗くなり、男が揃えばもちろん夜の酒である。 粋な計らいについては過去も現代も変わらないであろう。 互いに酒を飲みながら語り明かす晩は一番の開放できる場に間違いない。 父「おまえもとうとう・・・一道場の子か~俺はお前の事誇りに思うよ!」 勇「まだまだですよ~今で終わるつもりはありません!何れは列記とした侍になります」 父「ははぁ~可笑しな事いうね~お前も~もう列記とした侍じゃねーか!」 勇「駄目なのです!私は満足していませ・・・・」 父「ちょっとまて!お前に見せたい物がある!」 勇の言葉を止めた父は家の奥へと入りガサガサと何か漁っている音を出しならが、「あった!」っと声を張り上げ戻ってきた。
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