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何やら久次郎の手には刀の用な物が持たれていた。
高級そうな布の包まった状態で。
勇「父上・・・それは?」
父「へへっ・・・これか!?これはな~」
父「お前のプレゼントだ!開けてみな!」
そして刀は勇の手に渡され。
勇は慎重に布を取り、鞘から刀を出す。
勇「こ・・これは?」
父「そうだ!それこそ伝説の名刀虎徹だ!驚いたか~ははっん」
勇「こ・・・これは・・・有難うございます!高かったんじゃないですか?」
心の声(偽者だ・・・)
父「20両もしたんだ!色々な物うっぱらってしまったが、お前の出世祝いだ!」
勇「父上・・・この刀我が命尽きるまで大事に使わせてもらいます!」
父「色々大変だろうが。頑張れよ!勇!」
勇「はっ!!」
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