1章 月明かりの空の下

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そして・・・そして・・・大の男二人が大の字で転がって、大きなイビキをかきながら深い眠りにつく。 平和な夜だ。 こんな時代でも戦争が起きても可笑しくない時代なのに平和な光景である。 そして夜は更け。 朝になる。 勇「父上 では、行って参ります!」 勇は虎徹をかかげデカイ声で父に誇らしげに言った。 父「おう!行って来い!お前は俺等の誇り、多摩の誇りだ!」 そして勇は道場に帰るために、長い長い道のりを歩みだす。
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