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俺の名は浅川慌賀。普通の高校一年生。特にこれと言った特技もなく唯一あるとすれば少しだけ霊感が強いくらいである。
?「何しょぼくれてんだよ。」
俺の背中に軽い衝撃が走った。
慌賀「なんだ。誰かと思ったら、木羅か」
俺の背中を叩いてきたのは友達の瀬口木羅だった。
木羅「なんだ。また南ちゃんのこと考えてたのか?」
慌賀「まあな。忘れたくても忘れられなくて……」
木羅「苦しくなったらまた何でも言えよ。いつでも相談にのってやるから。」
俺はいい友達を持って良かったとつくづく思う。
慌賀「ありがとう。助かるよ。」
俺は木羅にお礼を言って一緒に登校した。
学校に登校するなり、人だかりが出来ていた。
木羅「なんだ?朝から騒がしいな。」
慌賀「ほっといていいんじゃないか。俺人混み嫌いだし。」
木羅「まあそれもそうだな。」
俺と木羅は教室に向かった。
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