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《ジリリリリリリリリリリ》
携帯のアラームが鳴り響く
《ジリリリリリリリリリリ》
うるさい煩い五月蝿い
仕方なく目を覚ます
そよ風が心地よい
「ふぁ~ぁ」
大きなあくびをした後
ゆっくりとやる気の無い動きで体を起こす。
《チュンチュン ピーチクピーチク》
「ん~ 気持ちの良い朝だ」
背中を伸ばして目を開ける
するとそこは
見たこともない森が広がっていました おわり。
「いやいやいやいや、意味が分からない」
まず疑問その一
―ここどこ?
そして疑問その二
―なぜ布団しかない?
そして最大の疑問
―いつの間にこんな所に?
誰か人でも居ようものなら助けを求めるものの
葉っぱしか見当たらない
第一こんな所に居る人間は確実にろくな人間ではない
知らない土地で下手に歩き回るのは危険な気もしないでもない
つまり現状は何も出来ないのだ
よく考えた挙句、
とりあえず二度寝して目が覚めるのを待つことにした
…現実逃避とも言う
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