炭火焼鳥炎鬼
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炭火焼鳥炎鬼
臭いをたどって少し森を進むと 絵本の様な小道にたどりついた 「うわ近っ」 深く考えずに行動していた方が早く帰れたかもしれない 自分の行動力を悔やみつつ辺りを見回す 『パープー♪』 ―間の抜けた音が響き渡る どこか聞き覚えのある懐かしい音 炭の臭いが増す 「なんだ…?」 音と臭いの方に目をやると 紅いのれんをつけた屋台がこちらにむかっている
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