出会い

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「さて、どうしたものかなぁ」 なんて特に何も考えてはいなかったが、何となくそうつぶやき歩いていたら 「これだけの人数が集まっているってことは大手のスポンサーがついているようだな。久々に儲けられそうだ。」 「ん?どうやらお前も傭兵のようだな。」 いきなりぼそぼそと独り言をしていた全身黒い鎧を身に纏っているおっさん(?)に話しかけられた。 うっかり近くまで歩いてきていたらしい なんてバカなことをしてしまったんだ俺… まぁ話しかけれて無視するのも気が引けるので話に応じることにした 「あぁそうだ。」 「所属は?」 「俺はどこにも所属してない。」 「所属なしってことはフリーか?そりゃ大したもんだ。」 「そりゃどうも。」 色々と聞いてくるおっさんだな 正直面倒くさい 「ま、場所が場所ってこともあって腕利きを集めているのかもな。」 「この海底レリクスはつい最近発見されたものだ。調査はまだ、ほとんどされていない。」 「このあたりは安全のようだが……奥は、まさに「未開の地」ってわけよ。」
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