挨拶

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俊幸は、踊り場に立っている真由美を見た。  凄くかわいいし、美人だが嫌味がない。見た目は完璧だが、俊幸はそれだけで信用することができなかった。 五十嵐さんが真由美のとなりに立ち、俊幸に詰め寄った。 「昨日、真由美に聞いたんだけど、真由美が真剣に告ってるのに、いきなり罰ゲームですか?は、ないんじゃない?」  俊幸は頭の中で、  (だって、ありえないだろ) と思っていたが、五十嵐さんは続けて、話を進める。 「それに、罰ゲーム否定してんのに、罠だーって意味わかんないんだけど。 どういう意味よ?」 俊幸は、思っていることを口にした。
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