24人が本棚に入れています
本棚に追加
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夜~21時頃~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マヤが帰り際に言ったあの言葉はどうゆうことだったんだ
そのことをマヤが帰った後もずっと考えこんでいた
すると玄関の方から
「ただいま~」
と言って妹の真美がバイトから帰ってきた
「おかえり」
「ただいま、ご飯は?」
「ああ、用意してあるぞ」
「あ、唐揚げだ!」
「真美は唐揚げが好きだったよな
だから初日ぐらい好きなもんじゃあないとな」
「ありがとう、お兄ちゃん」
「へ?」
いまコイツ普通にお兄ちゃんって言いやがった
「な…何ニヤニヤしてんの!?
この変態兄貴///!!」
顔を真っ赤にして必死に否定しようとしている姿は
兄妹のオレでも可愛いと思ってしまうほどだ
マズいこれは非常にマズい
なんたって今は親がいないのでオレとアイツの2人っきりだ
初日から間違いがあったらオレは社会的に死んでしまう
ここは一旦外に出て頭を冷やそうかな
「真美、いまからコンビニに行くんだが
なんか欲しいもんあるか」
「え、いまから!?
……ソンナニワタシトイルノガイヤナノカナ」
「ゴメン聞こえなかった
もう一回行ってくれ」
「ア…アイス買ってきてって言ったの!!
行くならさっさと行け!!
馬鹿兄貴!!」
そう罵られた後オレは家を出てコンビニへと向かった
「あ…マヤの忠告守れなかったな」
ゴメンと心の中でマヤに謝罪して
そこで気付いた
「ヤベ財布忘れた」
最初のコメントを投稿しよう!