ヤバいヤバい💦

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 夜~21時頃~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ マヤが帰り際に言ったあの言葉はどうゆうことだったんだ そのことをマヤが帰った後もずっと考えこんでいた すると玄関の方から 「ただいま~」 と言って妹の真美がバイトから帰ってきた 「おかえり」 「ただいま、ご飯は?」 「ああ、用意してあるぞ」 「あ、唐揚げだ!」 「真美は唐揚げが好きだったよな だから初日ぐらい好きなもんじゃあないとな」 「ありがとう、お兄ちゃん」 「へ?」 いまコイツ普通にお兄ちゃんって言いやがった 「な…何ニヤニヤしてんの!? この変態兄貴///!!」 顔を真っ赤にして必死に否定しようとしている姿は 兄妹のオレでも可愛いと思ってしまうほどだ マズいこれは非常にマズい なんたって今は親がいないのでオレとアイツの2人っきりだ 初日から間違いがあったらオレは社会的に死んでしまう ここは一旦外に出て頭を冷やそうかな 「真美、いまからコンビニに行くんだが なんか欲しいもんあるか」 「え、いまから!? ……ソンナニワタシトイルノガイヤナノカナ」 「ゴメン聞こえなかった もう一回行ってくれ」 「ア…アイス買ってきてって言ったの!! 行くならさっさと行け!! 馬鹿兄貴!!」 そう罵られた後オレは家を出てコンビニへと向かった 「あ…マヤの忠告守れなかったな」 ゴメンと心の中でマヤに謝罪して そこで気付いた 「ヤベ財布忘れた」
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