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冒頭シーン
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「ああ~、だんだん思い出してきた」
はぁ、なんであんなに強気だったんだろオレ
ちょっとずつ距離が詰められ続けもう少しでオレは捕まえられ殺されるだろうな
そう思うといやな汗が体中にベタベタと流れでる
なにか何かないのか
そう思い周りをキョロキョロと見回す
クソ何も思いつかん
あと何分だ
……2分ちょっとか
ヤバいヤバいとにかくヤバい
こんなの絶対にイヤだ
死にたくない
こんな岩や木しかない自然公園でなんかで死ぬなんて絶対にイヤだ
でもこれが現実
もう死ぬのは目に見えてる
せめて手頃な石や水があったらな
なんとか出来るかもしれんが
アイツの炎は岩も溶かしてしまうほどの熱さだ
この自然公園にせめて水さえあれば
待てよもっと冷静に考えろ
何かを見逃している
こんなまったく水がない
自然公園にあんな立派な木ができるか?
雨なんてこの辺じゃあ全然降らないのに
もしオレが考えてることがあっているなら
必ずあれがあるはずだ
よし、希望が少し見えてきたぞ!
まずはここから離れて
あれを見つけよう
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