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ある日、悟はランチを取るために一軒の洋食屋に入る。 店『いらっしゃいませ~お一人様ですか?』 悟『はい』 店『こちらの、御席にどうぞ』 案内されてカウンター席に座る。 店『ご注文が決まりましたら、お呼び下さい』 そう言われながらメニューを渡される。 悟『ハヤシライスを下さい』 その場で、すぐに注文を済ますと昼からの仕事内容を確認するため手帳を取り出す。 悟『あ~昼から、○○商事に営業かぁ』 悟は、営業の仕事をしている。社内トップクラスの成績だ。 しばらくするとオムライスが目の前に置かれる。 店『お待たせいたしました…』 悟『ありがとう…ございます…』 しかし、ハヤシライスを頼んだはずなのに目の前にはオムライス… 悩んだが、何も言わずオムライスを口へ運ぶ。 悟『うまっ』 あまりの美味しさに、そんな事は、どうでも良くなってしまう。 しかし、隣から声がする。 女の子『ハヤシライスじゃないのに、黙ってソレ食べて納得いくわけ?』
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