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山はわりと整備されてますが結構広いです。高い杉が生い茂り昼間でも薄暗かったです。 まあ、しばらくは笹舟を流したり、ケムリタケを踏んだりと、和やかなひとときを過ごしておりました。 しばらくすると、父は真面目に茸採りをし始めて、私は手持ちぶさたになりました。 ふと、なめこのヌメヌメでやら落ち葉やらで手が汚くなっていることが気になり始め、手を洗いたいと思った私は笹舟を流して遊んだ小川(小川といっても枯れ葉に埋もれた僅な溝)の上流の方へ歩いて行きました。
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