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最初の頃は、他の子と遊ぼうとしたけど、よく喘息がでるので遊びにあまり入れてもらえ無かった。 そんな、淋しさを無くすために図鑑や本などを読んでいるうちに、誰にも声をかけてもらえなくなってしまった。 いつの間にか、俺は一人に慣れ、晴れた日には屋上か病院の中庭のベンチで本を読むのが日課になっていた。
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