出逢い

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幸せの定義とは曖昧なものだ。 どこからが幸せで、どこからが不幸せなのか… その境目は誰も見ることができない。 きっと誰もが欲しがるはずだ。 だからこそ神は隠した。 今はまだ…見えない。 そこは河原。 彼女は夕暮れの中ピアノを弾いていた。 「何してるの?」 小学校1年生の俺は彼女にそう尋ねた 「ん?誰だ貴様は??」 「優哉。中多優哉って言うんだ。君の名前は??」 彼女は弾くのをやめて振り返り言った 「…神無月美穂」
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