出逢い

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俺の名前は中多優哉(なかたゆうや)。 地方にひっそりと住むごく一般的な高校2年生。 俺が住むここ龍谷市は東京のような都会ではないが、山の中にある村というわけでもない。むしろ都会に近いごくフツーの街だ。 この何も取り柄もなく、父は運送業、母は専業主婦というフツーの俺には1つ大きな悩みがある。それは… 「んぅ…優哉…もっと」 説明してるそばから来るかよ。 ……てか何で人のベッドの下にいるんだよ!! その件はまた後にするとして… こいつの名前は神無月美穂(かんなづきみほ)。 家は日本の企業の頂点に立つという超が3コほどつくお嬢様だ。 なぜこんな超のつくお嬢様がこんな中の下の家にいるのかというのを語るには俺の幼少期まで遡る…。
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