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星屑が落ちる空を
キミと一緒に見上げた
「あれが北斗七星、あれはペガスス座、あれは・・・」
「クウーン・・・・?」
キミは難しい言葉を並べた
僕はよく分からなかったから、首を傾げると
「ハハッ・・・クドにはまだ分からないか」
キミはおかしそうに笑った
「なークド?」
「キャウン・・・?」
「俺さ、宇宙へ行きたいんだー」
宇宙?
「・・・・お前が今度行くところさ」
僕が、宇宙へ
なら
「ワン!ワンワン!」
「お?いきなりどうした?」
僕も宇宙へ行くよ
キミと一緒に、宇宙を見る
僕も
キミの夢を見るよ
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