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地球はまわっている
この世界のうちから
キミと共に生活を送る
ハロー
ハロー
耳を掠める風に
「クード!」
僕を抱きしめるその体の
命のリズムが聞こえた
「クド!おいで」
「キャウン!」
キミの、少し高いまだ幼さが残る声に呼ばれると
僕はキミに駆け寄る
まるで僕を引き寄せる、引力みたいだ
きっとどんなに遠く離れても
キミの声は、僕を引き寄せる
きっと、届く
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