中学生活

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私は急いで教室に戻った。 その時彼等は既に着席していた。 彼等の席は私の右横と右斜め前、そして左横とその一つ奥。 私は俯きながら自分の席に着いた。 ただ、俯いて居た。 カサカサと耳障りな音が気になり顔を上げてみる。 彼等が白い紙切れを回していた。しかし偶然私の足下に‥‥‥ ‥"はるかちゃん泣いちゃった"‥ 「‥っ」 私は直ぐに目を背けた。 「‥お前なにしてんだよ、見られたらどうする気だ?」 「悪い悪いw」 彼等は紙切れを拾い再び回し始めた。 畜生‥‥ 畜生畜生畜生!!! 私は、私は‥‥こんな‥ 悔しい‥‥ -
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