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それから歳月は流れ、あんなに小さかった桃太郎は老夫婦よりも大きくなっていました。
桃太郎はある日、最近村で悪さをする鬼の話をお爺さんから聞くことになるのです。
「な、なんですって。村で最近鬼が出て、村の娘や食べ物や、お宝を奪っては、それを繰り返して悪さをするですって。」
少し大袈裟に驚いて見せた桃太郎。
なんとかならないか、とお爺さんが言うと、
「それなら僕が鬼を退治しに行きます。」
桃太郎はハツラツと即答しました。
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