プロローグ

4/4
前へ
/4ページ
次へ
【私立翠丘高等学校・生徒会長室】 「え?死亡フラグ事件の情報?」 「出来るだけ集めてくれ。いつもみたいに完全に信用できる情報とそうでないものに分けてな。」 「ふーん。わかった。」 「ところでもう一匹の駄犬はどうした。」 「ヤマテのこと?知らないよ。」 「・・・」 「何かヤマテに用あるの?電話して呼ぼうか?」 「・・・・・・いや、いい。」 「・・・」 「ちょっと外の空気吸って来る。もしもう一匹の駄犬が来たら動かずお座りでもしとくように言っておいてくれ。」 「了解」 少年が部屋から去ったのを確認すると残された少女は胸のポケットから携帯を取りだし、ある番号へと電話を掛ける。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加