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僕は変態である。
名前は溺愛太郎。
生まれはママのお腹。
おぎゃーと叫んでわずか数日……最初に覚えた言葉は「おっぱい」といい、それ以降おっぱいを吸うことに命をかけていたとママは語る。
めでたくおっぱいを卒業した幼少期にはスカートめくりに命をかけ、三歳で変態と呼ばれた。
保育園ではリアルしんちゃんとして注目され、小学校では変態大将の名を欲しいままに。
しかし、中学になるころには高ぶる気持ちの制御の仕方をマスター。
スカートの中は気にするだけに留めることが可能になった。
高校は灘高(灘丘市立灘丘高等学校)に入学。
インターハイ常連の帰宅部に所属し、日や女子高生のスカートの中身を透視したく汗を流していた。
──そんなある日。
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