お話【いち】

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【佐々倉】 「・・・おはよっす」 「佐々倉(ささくら)さん。おはようございます」 「やぁ七菜ちゃん。今日どうだった?」 「ぼちぼち」 「まぁ知ってたけど」 というと佐々倉はレジの後ろの方にある小さい冷凍庫を開けた 「な、七菜ちゃん!」 「はーい」 気だるく答える七菜 「昨日冷凍庫に入れて置いたジュースがないっ!」 「全然残ってないから捨てました」 「す!?な、何て事を!!せっかく!」 「だって邪魔なんだもん」 「誰だかわからない人のものを捨てるな!」 「パックの飲みかけをいれるな!」 「冷凍してあるんだから捨てるな!!」 「ほんの少しをいれるな!」 ギリギリと睨みあう2人 「大体こんな事は初めてじゃないだろうが!俺は前から」 「夕方の納品時に冷凍庫は埋まるんです!知っているくせに場所を取らないで下さい!・・・と、そんなことより!」 「な、何だよ!」 「大学にさっさと受かれ!」 「うわぁーーーーー!!!」
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