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（……だからと言ってこんなクソゲーはゴメンだがな。とにかく俺がここに選ばれた理由が分かった。これは俺に対しての……挑戦状だ。犯人の目的は知らんが、俺もプロだ。プロの意地で絶対クリアしてやるよ！）
などと考えながらも修は順調に赤を基調としたドット絵のキャラを巧に操作し、敵や穴をかわしつつステージを進んでいき、
ゴールらしき門を潜った瞬間、安っぽいファンファーレが流れた。
｢これでステージ１クリアか｣
｢ら、楽勝だな｣
｢上手いもんだね｣
その手慣れたプレイに、穏やかなムードが漂う。
だが修は、こんな単調なアクションゲームを残り29ステージもやらなきゃならないのか、と考え、気が滅入りだしていた。
｢ハァ……やるのはいいが、もう少しマシなゲームやらせろよ……｣
思わずため息をついた次の瞬間、修が見たものは、
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