幸せのカケラ

６

AM0時過ぎ

―居酒屋―

「焼酎～！追加ー」

私は、いい気持ちで酒を飲んでいた。

「大丈夫か？ピッチ早いぞ」

「平気れす。蓮さん。私、理と良く飲み比べしてるので。あいちゅとは～、20年の付き合いなんれすよ」

美羽ちゃん、呂律回ってないし

…可愛いな。

「20年って？」

「幼なじみで、初めて会ったのが5歳」

ビシッと、手の平を見せる。

「美羽ちゃんって、理とタメか？」

「…はい」

やっぱり、若く見られるかな？

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