4292人が本棚に入れています
本棚に追加
一人で住むには、家賃が高すぎるし広すぎる。
ちょうど、中学からの時からの親友・久瀬絢香(クゼアヤカ)提案で三年前から一緒に住む事にした。
マンションに着き、タクシーから降りた。
「すいません。タクシー代まで…」
「良いって。明日、朝早いのか?」
「仕事ありますし。今日は、ありがとうございました~」
「美羽、お休み」
「はい、お休みなさい」
――バタン
タクシーのドアが閉まり、私は少し立ち止まっていた。
夜風が、気持ちいい。
.
最初のコメントを投稿しよう!