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美羽を見送った俺は、タクシーでそのまま泊まるホテルの部屋に着いた。 暗い、一人ぼっちな俺。 でも、自然と心はほっこりと明るくなっていた。 PRRRRR… 休む暇もなく、携帯が鳴った。 「はい」 「蓮くん。夜分遅く、ごめんなさいね。今、電話大丈夫かしら?」 「平気です。何かありましたか?」 「いえ…。明日から、出社でしょ?頑張ってね。 それからね、冴子ちゃんの事なんだけど…」 「あぁ…すいません。まだ、病院からの連絡はありません。今、まだロスですか?」 .
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