4292人が本棚に入れています
本棚に追加
「…えぇ。俊夫さん、今…仕事忙しくて。もし、何かあったら即連絡頂戴ね」
「分かりました。では、また」
――ピッ
俺は、由利子(ユリコ)さん…冴子の母親からの電話を切る。
【三ヶ月前】
俺は、大阪支店勤務で忙しく働いていた。
この日はちょうど日曜日で、仕事がなく暇な一日。
昼間、コンビニに行き弁当を買ってホテルに戻る。
「ん…。開いてる?」
誰だぁ…
チッ、勝手に部屋に上がる奴は悟しかいねぇ(怒)
毎回、毎回一言ぐらい連絡しろよな。
.
最初のコメントを投稿しよう!