プロローグ:新たな出会い

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上官であるグレイ一佐からの引き渡し命令、なのは達には逆らうことなどできない なのはが了承を告げようとした時、テーブル中央に突然スクリーンが現れた はやて 『会議中失礼します。八神はやて二等陸佐です』 スクリーンに映し出されたのははやてであった 突然のことに驚く一同、しかしすぐにクレスタ一佐がはやてを睨みながら静かに話し出した クレスタ 「八神二佐、今は重要な会議中だ。部外者である君の話は後にしてもらいたい」 はやて 『クレスタ一佐、私も部外者ではありません。上層部の方から機動六課の再結成と本件の捜査許可を頂いてます』 はやての言葉を聞いてグレイ一佐がテーブルを叩いて立ち上がった グレイ 「機動六課だと!?」 はやての横にもう一つスクリーンが現れ眼鏡を掛けた男性が映った その瞬間、室内にいた全員が立ち上がり敬礼した クレスタ 「フランク・スティーブンス少将!」 スティーブンス 『グレイ一佐にクレスタ一佐、君達には悪いが本件は他世界でも被害が出ている広域次元犯罪だ。JS事件を解決に導いた功労者達に任せるのが一番いいと思ってね』 グレイ 「了解致しました!」 フランク・スティーブンス少将、彼はレジアス・ゲイズ中将亡き後地上本部をまとめていた男である 実質的な地上本部のトップを前にグレイ一佐ら5人も従うしかなかった スクリーンのはやてが今度はなのはやヴィータに向かって命令を出した はやて 『高町一尉とヴィータ三尉、両名は明朝オリバー・ラインハルトと共に六課隊舎へ来るように』 はやての命令に敬礼をもって応えるとはやてとスティーブンス少将は通信を切った なのは 「それでは私達は明日の準備がありますので」 ヴィータ 「失礼します」 なのはとヴィータは会議室を出た その後ろ姿をグレイ一佐達は睨み続けた グレイ 「機動六課め…」 クレスタ 「あんな連中に任せておけるか」
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