復活!機動六課

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オリバーがなのは達の前に転移してきてから2週間、ついに機動六課は人員的にも設備的にも準備が整った その六課の部隊長であるはやては自分のオフィスでくつろいでいた はやて 「ようやく準備も終わったなぁ。意外とすんなりいったからびっくりやわ」 六課を再結成するに当たって一番苦労すると思われたのは人員の確保だ 特に前線メンバーは隊長達もフォワードチームも優秀な魔導士ばかりなので簡単には引き抜けないと思っていた リィン 「それだけ六課は期待されてるってことですよぉ」 はやての横にはリィンが浮いていた もちろんリィンの言うことも正しいのだが元々ヴィータやシグナム達ははやての個人保有戦力、フェイトやティアナは事件の担当執務官とその補佐なのだから六課への合流はなんの問題もなかった はやて 「まぁなのはちゃん達も即答でOKしてくれたしな」 なのはは教導隊所属だが教導資格を持つ者は多い為代わりはきく だが六課でなのはの代わりになる戦力はそういない為異動はすぐに許可された エリオとキャロも同じような理由ですぐに合流した はやて 「スバルのとこが一番説得するのに苦労すると思てたんやけどなぁ」 リィン 「まさかあんなに簡単だとは思わなかったですねぇ」 スバルは六課解散後は特別救助隊に所属していた 六課で1年間なのはに鍛えられ救助隊の中でも1、2を争うエースクラスの扱いなのだった だがはやてが声をかけた途端、通信が切れる前に部隊長の所へ行き転属願いを叩き付け戸惑う部隊長を無理矢理説得したのだった 結果、スバルはなのは達がオリバーを連れてきた日にもう六課に合流していたのである
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