復活!機動六課

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模擬戦が終わってからは全員が集まって隊長陣からの評価を聞くことになっていた だが模擬戦に参加していた6人はなぜか全員正座状態だった なのは 「久しぶりの模擬戦だし、オリバー達は初めて自分の魔法で戦ったからテンション上がっちゃうのもわかるけど…模擬戦で怪我でもしたら意味ないよね?」 正座する6人の前ではなのはによるお説教が行われている なのはは表情こそ怒っていないがスバルやティアナは震える程恐怖していた なのは 「まぁ反省してるようだからいいけど。それで隊長達で話し合った結果だけどスバル達4人はとりあえず合格、でも明日から猛特訓だね」 とりあえず、という言葉つきだがなのは達から合格が貰えたことでスバル達はほっとしていた オリバー 「あのー俺達は…」 スバル達が合格なら自分達はどうなのか? オリバーは恐る恐る聞いてみた フェイト 「オリバーは魔力耐性と突破力、それに土壇場で新しい魔法思いついちゃう発想力は良かったよ」 ヴィータ 「モニカは接近戦のセンスや戦術の組み立ては悪くねーな」 フェイトやヴィータに誉められてもやはり教導担当のなのはの感想が気になる そんなオリバー達の視線に気づいてなのはが答えた なのは 「オリバーとモニカは…明日から通常訓練の他に飛行魔法の訓練やってみない?」 スバルのウイングロードに飛び乗ったオリバー、ダインスレイヴを足場に屋上まで跳躍したモニカ 隊長達はこれらをただの跳躍ではなく飛行魔法の才能があると判断したのだ フェイト 「オリバーやモニカが飛べるようになればコンビネーションの幅もぐっと広がるからね」 はやて 「2人とも空戦魔導士の資質あると思うで」 なのは 「結構ハードな訓練になるけど…どうかな?」 魔法を覚えてまだたったの2週間、そして明日からは六課の訓練も始まる その中で飛行魔法の訓練も入るとなれば体力的にかなりキツい それでもオリバーとモニカに迷いはなかった オリバー 「お願いします!やらせてください!」 モニカ 「強くなれるなら…私もやる」 2人の熱意になのはの表情も緩んだ なのは 「うん、それじゃ明日から頑張ろうか!」 オリバー 「はい!」 モニカ 「お願いします」 こうして模擬戦は終わり解散となった はやて 「あ、なのはちゃんとフェイトちゃんはウチのオフィスに来てな。ちょっと大事な話があんねん」
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