ファーストミッション

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オリバー 「うおぉぉぉぉ!」 オリバーの突きがヴィータへと伸びる しかしヴィータはいともあっさりシールドで防ぎ、そして押し返した ヴィータ 「毎回単純な突撃じゃあいつまでたっても一撃入れられねぇぞ!アイゼン!」 《ギガントフォルム》 ヴィータ 「うりゃあぁぁぁ!」 ギガントフォルムへと変形させたグラーフアイゼンを振り回しオリバーへと叩き込む オリバー 「うわッやべぇ」 《プロテクション》 ブリューナクがプロテクションを張ったおかげでなんとか直撃は避けられた オリバー 「ふぅ、あぶねーあぶねー」 《マスター、まだです!》 ヴィータ 「何気ィ抜いてんだ!おりゃあぁぁぁ!」 オリバー 「え、あ…ちょっ!うわぁぁぁぁ!」 止められたアイゼンをそのまま振り抜きシールドごとオリバーをぶっ飛ばした 木にぶつかって崩れ落ちるオリバーを見てヴィータはため息をつく ヴィータ 「まったく…ちったぁ進歩しろよな」 そしてその光景を見ていたスバル達も苦笑いだった スバル 「なんか…昔の私見てるみたい」 ティアナ 「アンタは今でも突撃馬鹿でしょうが」 スバル 「えー!昔よりはマシになってるよー…多分」 ようやく起き上がったオリバーがヴィータ達の所に戻ってきた オリバー 「あー…どうっすかね?」 答えは予想できるものの一応評価を聞いててみた ヴィータ 「0点だな」 スバル 「突撃の思いきりはいいけんだど…ねぇ?」 ティアナ 「状況に応じた判断力が欠けてると思います。…さっきからほとんど同じ負け方ですし」 ヴィータは呆れながら、スバルは困り顔で、ティアナは冷静に評価を下した この訓練中ずっとオリバーの突撃をヴィータが止めて反撃されダウン、というパターンを繰り返していた ヴィータ 「使える魔法がまだ少ないなら戦い方を工夫しねーとな。ホラ、あいつを見てみろよ」 ヴィータが指さす先ではライトニングが訓練をしていた 今はモニカとシグナムが戦っている オリバー 「モニカのやつシグナム副隊長相手によくあんだけ立ち回れるなぁ」 ヴィータ 「あぁ、かなりいい動きしてるぞ。ちょっと休憩にしてやるからしっかり見て勉強してこい」 ヴィータに言われてオリバーとついでにスバルとティアナもライトニングの訓練を見学することにした
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