プロローグ:新たな出会い

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食堂を出てすぐ、なのは達は黒い球体を見つけた すでに他の局員達が球体を囲んでいる 局員 「高町教官、ヴィータ教官!」 ヴィータ 「おめーらは下がってろ。あたしとなのはで対処する」 なのは 「誰が取り込まれたの?見た人いませんか?」 局員 「いえ、それが…突然誰もいない所に球体が出現しまして…」 今までの報告では被害者の近くに小さな黒い球体が出現し、次第に大きくなりながら取り込むらしい だが今回は何もない空間にいきなり球体が現れたという 一般局員達が球体から離れると同時になのはとヴィータは球体に向けてデバイスを構えた 誰も取り込まれなかったということは入口として現れたのではなく出口として現れた可能性がある なのは 「レイジングハート、アクセルシューター用意」 《わかりましたマスター》 ヴィータ 「アイゼン、いけるな?」 《いつでも》 膠着状態が続くこと1分、突然球体から何かがなのはに向けて弾き出された なのは 「きゃっ!?」 ヴィータ 「なのは待てッ!」 ヴィータの制止も間に合わずなのははとっさにアクセルシューターを撃ってしまい、それは全弾直撃した 煙が晴れるとなのはは驚いた なのは 「え、一般人…?ちょっと…大丈夫ですか?」 ヴィータ 「だから言ったのによ…」 なのはの目の前には丸腰の青年が気絶している 非殺傷設定で撃ったとはいえ20発以上のアクセルシューターが全弾直撃したのだから無理もない なのは 「えっと、あの…ヴィータちゃんどうしよう~」 ヴィータ 「とりあえず医務室に運んでシャマルに任せるしかねーだろ」 おろおろするなのはとため息をつくヴィータ、2人は青年を医務室へと連れて行った
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