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目が覚めると視界に入ってきたのは真っ白な天井
ぼーっとする頭で記憶を整理する
青年
「なんで俺…」
シャマル
「1時間程前に転移してきてなのはちゃんに撃墜されたのよ」
不意に声をかけられ驚いて飛び起きた
シャマル
「私はシャマル、あなたの名前は?」
青年
「あ、オリバー…オリバー・ラインハルトです」
シャマル
「オリバー君ね。あ、なのはちゃんさっきの彼意識取り戻したわよ」
シャマルは通信でなのはにオリバーの無事を伝える
程なくしてなのはとヴィータが医務室にやってきた
なのは
「良かった、どこか痛む所とかある?」
オリバー
「えっと、あの…」
ヴィータ
「なのは、コイツ困ってるぞ」
いきなり現れて自分の心配をされてもオリバーには何がなんだかわからない
仕方なくヴィータが状況を説明した
ヴィータ
「あたしはヴィータでこっちがなのは、ちょっとした勘違いでなのはがお前に魔法ぶっ放しちまってな。気絶したお前を運んでシャマルに任せたんだ」
なのは
「本当にごめんなさい!」
オリバー
「え、あ…いや別になんともないんで大丈夫ですよ」
ヴィータの説明を聞いてなのはの謝罪を受けるオリバーは困惑していた
ヴィータ
「ま、とりあえず連続失踪事件の貴重な参考人だからな。フェイトに連絡してくる」
そう言うとヴィータは医務室を出た
そして現在は異世界で調査しているフェイトに連絡を取るため通信室へと向かう
だがその途中でヴィータは立ち止まった
ヴィータ
「(ん?ちょっと待て…非殺傷設定とはいえなのはの魔法モロに食らってなんともねぇのかよ)」
そんなことを考えながらヴィータは再び通信室へと向かった
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