プロローグ:新たな出会い

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地上本部通信室 ヴィータ 「…わかった、じゃあオリバーは地上本部で預かるよ」 フェイト 『うん。私達もすぐに地上に戻るから』 ヴィータ 「おう、んじゃまたな」 フェイトとの通信を終えたヴィータは椅子の背もたれに寄りかかりながら考え事をしだした ヴィータ 「(ここにきて生還者が2人もって…なんかおかしくねーか?)」 しばらくあれこれと考えていたが元々推理することに向いてないと思っているヴィータはなのは達の所に戻ることにした ヴィータ 「(まぁ事件に関してはフェイト達に任せるか。あたしはあたしの仕事をするだけだ)」 そしてヴィータは再び医務室に戻ってきた ヴィータ 「おーい、なの…」 そして目の前の状況を見て固まった シャマル 「オリバー君、まだ動いたらダメです」 オリバー 「平気っすよ?別にどこか痛む所もないんで」 つい1時間前になのはのアクセルシューターの直撃を食らったオリバーが平然と起き上がっていたのだ ヴィータ 「オイオイ、嘘だろ…」 1年前、なのはがまだ機動六課に所属していた頃は魔力リミッターがかけられ能力をかなり制限されていた だが六課が解散した今、なのはにリミッターはかけられていない オリバーは全力の状態のなのはの魔法を受けたのにもう動き回っていた
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