59人が本棚に入れています
本棚に追加
「何この女。邪魔なんだけど!関係ないでしょー!」
「俺たちはコイツを虐めてるんだよ!女は引っ込んでろー!」
ギャーギャー騒ぐ悪ガキ。私は…こぶしを振るわせて耐える。
「いっとくけど私貴方達より年上よ?小学3年生なんだから!」
一応脅しを入れてみる、しかしガキはビビらずへらへらしているのだ。
「えー?マジか?見えないよねー。」
……
「…せい!!」
私は一番気にしている童顔のことを言われた。気がついていたら…悪ガキの一人の頭をグーで殴っていた。
「あいた!!…ぐすっ…おかあさああああん!!」
「わー!ちょっとまてよ!覚えてろよ!!」
公園に広がる叫び声。なんか…すっきりしたな。
振りかえると涙目な男の子がこちらを見ている。服は泥だらけで靴の跡などが付いていた。
「ふぅ…キミ大丈夫?」
最初のコメントを投稿しよう!