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店の奥の小部屋に春香を寝かせた。一人にさせることは出来ないので俺も側に着く。
急なことで説明が出来なかったけど、ここは昔からある馴染みある喫茶店だ。
僕は高校入学してすぐにアルバイトとしてこの喫茶店に働きはじめた。
隣に寝ているこの子は俺の彼女の春香。付き合ってまだ三ヶ月。
童顔だが一応……俺より2つ年上なのだ。
因みに幼なじみ。昔は泣き虫だった俺の事をお姉さんとして接してくれた……
って今思い出したけど、たいしてお姉さんとして接してくれ無かったかも、どっちかと言えばパシリと暇つぶしにされてたかも。
「スー……スー……」
静かな寝息を建てて眠る春香。
「心配かけやがって……無理も無いか、まだ一週間だし、でも良かった。」
急に俺も眠気が襲い掛かる……俺は春香のお腹付近に頭を寄せて抱きしめるような姿勢になった。
口では強がっていたけど……本当は泣き叫ぶ位焦っていたんだぜ?
起きたら優しく抱きしめよう。
あ……ダメだ、眠い……。
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