プロローグ

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「……あのさ、起きて1番最初の一言がそれ?」 「うん。1番最初に言うって決めていたんだ!具合はどお?」 「大丈夫……平気よ。」 君の笑顔を見たらスゥッと緊張が抜けて体が休まる気がした。 きっと私……バイト中ガチガチに緊張してたんだよね。 「私……もう大丈夫だよ?君もバイト戻りな?私もすぐ行くから。」 私は自分の中で1番とも言える笑顔を彼に見せた。 「……わかった。じゃあ、先に待ってる。」 そういって君は立ち上がり、現場えと戻って行った。 私の服には彼の臭いがほのかに香る。それを嗅いだ瞬間涙がでてきた。 ゴメンね……。私……。 無理していた見たい。
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