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「美里、告白しないの?」
「うーん…考えてる…。今年はもう受験だし、ちゃんと言わないと後悔するってわかってるけど…。なんか、タイミングが見つからないんだよね。」
「そっか…。」
「もう諦めようかな…」
別れ際に美里が言った。アヤが何かを言おうとしたけど、美里はすぐに笑顔に戻り、
「嘘!頑張る!じゃあね、また明日!」
と言って走り去って行った。
美里の背中が見えなくなると、アヤはポケットから携帯を取り出した。
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