ウルトラマン

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【海底原人 ラゴン】 【能力】 『水中適応力』→水中に適応しており全身のヒレを使い海中を高速で泳ぐ。 『白色破壊光線』→口からはく放射能光線。威力はほぼ無く、放射線を浴び続けたために得たもので元々この能力はない。 【特徴】 ・2億年前から地球に生存 ・爬虫類である。 ・Qの時は♀、今回は♂である。 ・全身のヒレを使い海中を高速で泳ぐ。 ・タンカーを持ち上げるほどの怪力 ・全身緑色、水掻きがあり、左肩に不発した原爆をぶら下げている。 【回想,活躍】 第4話「大爆発五秒前」に登場。 元々は日本海溝の深海に2億年前から住む爬虫類が進化したもの。木星開発用原子爆弾の事故により海底での爆発により被爆しその影響で巨大化、さらに凶暴化した。 放射能の影響で巨大化だけでなく、精神的にも影響を及ぼしたようで、好んでいた音楽を聴いてもあばれだした。おそらく船を破壊、町であばれだしたことから精神的に不安定、「刺激」により判断力や認知度において何かの影響あったと考えられる。  さらにウルトラQ登場時は乳房の発達からみて♀のラゴンであり卵を取り戻しにきた。今回は♂のラゴンでありどちらも被害者であるのが『人間とは異なる者』の運命、人間が生み出した被害者的怪獣のメッセージを感じた。ちなみに♂ラゴンの意図が復讐なのか単に暴れたいだけなのか明確ではない。自分に被害及ぼす物のみに敵対していた様子からも、征服、復讐目的ではなさそうだ。 また、「放射能の恐怖」という社会テーマもあり、ラゴンもゴジラと同じようなメッセンジャーであるのがわかる。 モチーフは米映画「大アマゾンの半魚人」の半魚人がモチーフ、名前の由来は同映画の源タイトルから。ラゴンが恐ろしいイメージなのはやはり人型の異形なもの、カッと見開いた焦点合ってない目、半魚人のような怪物という要素を含んでいるからかもしれない。さらに原爆というホラーとは違う恐怖を与える象徴が違ったドキドキハラハラ感をさらに増長させている。 放射能汚染、原爆という被害が記憶はあるが恐怖はやっと薄れていった当時、忘れんなよ!とばかりにラゴンが登場したのかもしれない。 ちなみにQに登場した背景が受け継がれてるだけでなく、軍が音楽好きを知っていたりホシノ君が知ってたことから意外と近くにいた存在かもしれない。 【結果】 スペシウム光線をくらい崖から転落、生死は不明。原爆はウルトラマンが処理。 ※画像は劇中からimage=398449843.jpg
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