2人が本棚に入れています
本棚に追加
車がぶつかる瞬間
僕は 《あの人》を突き飛ばした
バンッ!
耳元で そんな音が聞こえた気がした
目を開けたら 大好きな《あの人》が泣いてた
『どうして泣いてるの?どこか痛いの?僕守れなかったの?』
大好きな《この人》は泣きながら僕を抱きしめてくれた
僕には なぜ泣いてるかわからなかったけど
《この人》の腕の中は とても温かくて 柔らかくて…
眠くなってきたんだ
最初のコメントを投稿しよう!