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僕が自分の部屋で着替えてると、
「レン~~!私、うるさくないもん!!」
リンが、頬を膨らせながら入ってきた。
「!ちょ…っ!リンちゃん!部屋入るときはノックしてって言ってるでしょ…」
もー;リンはいつになればノックするようになるんだ…
なんて思いながら素早く着替える。
「えー?だって、レンの裸なんて、小さい時から見てるのに…今更恥ずかしがらないでよー」
リンは、そう言って、僕のベッドに寝ころぶ。
昔と今は違うよ…
僕は、いくら昔見慣れてたからって、平気でリンの裸を見れる自信はナイ。絶対。
寧ろ、理性が保てず襲ってしまう自信はあるくらいで。
まあそんな事リンに言える筈もなく、
「とにかく、ノックはちゃんとするんだよ?」
とだけ注意する。
リンは聞いてるのか聞いてないのか分からないけど
「レンー…こっちきて膝枕して…」
眠そうに言う。
どうせ次もノックする事ないんだろうな…なんて思いながらリンの方に向かう。
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