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「―いただきまーす♪」
リンが嬉しそうに出された食事を食べ始める。
「私、レンの作るスープ大好き~♪」
リンはそう言って、スープを嬉しそうに口へ運ぶ。
食べてる時、リンはいつも笑顔なので、僕はそんなリンを見るのが好きだ。
―他の男(ヒト)なんかには見せたくないくらい…
そんな事、言えないけど。
でも、僕はいつも同じ事を思う。
どうか、僕以外の男に、こんな笑顔みせないで…って。
ねえ、リン
僕が、リンに対する感情を告白したら
リンはどう思う?
笑う?
僕を嫌いになる?
そんな事を考えながら
「リンちゃんが喜んでくれるなら、いつでも作るよ。」
それだけ言って、笑った。
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