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「いってきまーす!」
いつもの様に、レンと2人で家を出て、自転車置き場へと向かう。
ガチャガチャ…
レンが自転車の鍵を外して、運転席へ。私はいつも通り後に座る。
「レン、もう学校慣れた？」
そろそろ学校が始まって2週間くらいがたつ。
私の質問にレンは、
「んー、まあまあ慣れてきたかなー
リンちゃんと同じクラスじゃないのがﾔﾀﾞ。(笑)」
だって。
私だって寂しいもん。(笑)
「レンは、気になる子とかいないのー？」
私がまた質問すると、
「好きな人は…どうだろ…(笑)
リンちゃんはどうなの？」
はぐらかされた；。
レンは結構シャイだししょうがないか…
私は…んー…
実は今、ちょっと気になる人が…いるんだよね♪
でも、レンにはまだ言わない
いきなり彼氏作って自慢してみたりしたいもん♪
だから、
「まだまだそんな人いないかなぁー」
ってちょっとウソついちゃった♪
レンは、いきなり私が彼氏なんて作ったら驚くかなあ…
って、
まだ相手のアドレスさえ知らないけど…；
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