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<片思い~幼なじみ~>
お前と俺は幼なじみ。
それ以上の関係なんて…
思いもしなかった。
考えもしなかった。
だけど…
年月や月日が経(タ)つ事に
綺麗に…
そして、美しくなっていった…お前。
男の誰もがお前を見る。
゙お前は幼なじみで羨ましいな。゙
友達の誰もがそう言ってくる。
羨ましい…?
そんな風に思ったことは無かった。
゙当たり前。゙
そんな風にしか思ったことは無かった。
だけど…ある日、お前は言った。
゙好きな人が出来たんだあ~…゙
そう言った後の俺の心は…
ドス黒いモノに支配された。
゙お前が取られる…゙
そう思っただけで……
相手の奴が
許せなくなった。
悔しかった。
今まで自分の気持ちに
気づかなかった自分に…
無性に腹がたったんだ。
だけど…もう遅い。
でも…
今更だけど、諦める事なんて出来やしない。
だから俺はお前の傍にずっと居るんだ。
何があっても、
お前を好きな事には
変わりはないから……
†END†
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