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開封されていないダンボールが山積みの部屋の中に1人の少年がいた。
ツイストパーマがだらしなく伸びきった頭はアフロに近い。口には顎髭を生やし、ゴツイフレームの黒縁メガネを掛けている。
身長は平均より少し高めといったところだろうか。
そんなお世辞にも(マトモ)には見えない男はポツリと呟いた。
「今日1日じゃ終わりそうにないな…。」
彼の名は 安藤健三。(アンドウケンゾー)今日からこの部屋でそしてこの街で生活する事になった
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