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「あっ、ヤベー!おい、ノリさん誰かいるぞ!」
健三は驚いてドアの方を向く。
そこにはスケボー少年という感じのダボッとした服装の小柄なイケメン君が佇んでいた。
そのイケメン君が部屋の方を向くとギョッという表情になった。
そりゃそうだ。人がいないと思って入った部屋にアフロ頭の男が凄い形相で睨んでいる。
「あ~スイマセン。勝手に開けちゃって…。あの、悪いんだケド部屋上がってもいい?」
イケメン君は申し訳なさそうな顔で健三に声を掛けた。
「お、おぅ…」
健三もいきなりの出来事で思わず。OKの返事をしてしまった。
「ノリさん、入っていいってよ」
イケメン君の奥から長髪の細身の男が無言で部屋に入ってきた。
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