隣人との出会い

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なるほど。コイツらは寝泊まりは自由だけど、部屋主が出ていって欲しい時は部屋にいれないのか。 ケンゾーはそう思った。 「いつも隣の部屋が空いてるから、勝手に使わせて貰ってたワケ。で今日もと思って入ったら人がいたってわけ。あっゴメンだけど名前教えて貰っていい?」 ケンゾー達はお互いに軽い自己紹介をした。 「とりあえず、事情はわかったよ。で今日部屋にいれない訳って何?」 ケンゾーが訪ねた。 「もうすぐわかるよ。」 ノリさんが煙草を吸いながら、2人の会話に興味なさうに言った。 その時、ガサゴソと隣から物音が聞こえてきた。
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