始まるよ

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俺らの話を聞いてかさっきまでクラス表見てワイワイ言ってた奴らが慌ただしく教室え向かい始めた 「ヤバッ…俊みんながせめて来たわ!!!」 「わかってるょでも……俺の下駄箱が無い」 「俺もねぇぞ」 「あんたら何やってんのょ……すぐそこにあるじゃない!!俊そこから上に2つ左に5つょ!!」 「えっと……1.2で1.2.3.4.5っと」 「はいっ!俊くつ!!上履きこれね!!!」 「美楓のかい!!!」 「俊はやく!!」 「わかったょ><」 俊は美楓の靴を馴れた手つきで履き変えさせた 「俊早くしろ!俺も美楓も終わったぞ!?」 「美楓のやったの俺やし!しょうがないやん!!」 もうその頃には昇降口は人の海になっていた 「俊待ってたらホントに遅れちまうな、美楓!俺の背中に乗れ先に行くぞ!!」 「えっ!?ちょっと待って!?」 すると美楓が俊から降りた 「おっさき~~」 「美楓まで!!待ってょ><」 「俊頑張ってね!私教室で待ってるから!!」 美楓は俊にウィンクをしてから俺に飛び乗った そして美楓の「ゴーサイン」とともに俺は駆け出した 俊が人波に揉まれながら 消えて行ったが気にしない
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