1話~出会いは突然に~

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こ、これ刀…だよな…? そこにあったのは鞘が赤黒く日本刀のような刀だった。 こんなもん部屋ついたときあったか? …いやなかった……絶対なかった…。 俺は自問自答した。 「ゴクッ……」 生唾を飲む。 俺はじっと刀を見据えた。 『あービビった…いきなり大声だすなよ!…ってなにジロジロ見てんだ気持ちわりーな』 「!?」 こ、こいつだ!こいつから聞こえた!か、刀が喋った!確かに喋った! 「はわわわ……」 『どんだけビビってんだ?悪者じゃねーって』 「な、何者なんだよ…?」 意を決して俺は刀に聞いた。 『精霊だけど』 即答。 精霊?なんだよいきなり…今日はおかしい…いろいろとぶっ飛んでる……。
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